
そこひなき 淵やは騒ぐ 山川の 浅き瀬にこそ あだ浪はたて
[カテゴリ] 古来大和
[更新日] 2019/4/14
古今和歌集 一四 二〇七 素性法師
この和歌をみて
さわがず、ジタバタせず、謙虚にそしてずっしり根を張り生きることの大切さに触れています。
「あだ浪」は「大した風もないのに立つ波」のことです。そこから「軽率な行為」のたとえとしてもつかわれている言葉です。
底もないくらい水深の深い場所(淵)で川は波を立てるだろうか、いや立てはしない。
底の浅い場所(瀬)でこそ、騒がしいくらいの波を立てるのです。
人間というのも同じで、深い考えのある人が大騒ぎするだろうか、いやしない。軽挙妄動をするのは浅はかな者がすることであります。
先日学ばせて頂き、肝に命じていきたいとおもう和歌です。
この和歌をみて
さわがず、ジタバタせず、謙虚にそしてずっしり根を張り生きることの大切さに触れています。
「あだ浪」は「大した風もないのに立つ波」のことです。そこから「軽率な行為」のたとえとしてもつかわれている言葉です。
底もないくらい水深の深い場所(淵)で川は波を立てるだろうか、いや立てはしない。
底の浅い場所(瀬)でこそ、騒がしいくらいの波を立てるのです。
人間というのも同じで、深い考えのある人が大騒ぎするだろうか、いやしない。軽挙妄動をするのは浅はかな者がすることであります。
先日学ばせて頂き、肝に命じていきたいとおもう和歌です。